中部山岳国立公園~上高地

2024.08.24 お知らせ

中部山岳国立公園のほぼ中心に位置する上高地は、特別保護地区であり、日本で最もおすすめの野外観光スポットの1つです。上高地は、冬季は閉鎖しており、4月中旬から11月中旬の間しかアクセスできず、特別な許可を得たバス、タクシー、または貸切専用車でしか入れません。美しく豊かな自然を維持し続けるため、マイカーは規制されています。美しい梓川を沿う全長16kmの上高地は、日本で3番目に高い山の穂高岳と活火山の焼岳に囲まれています。ゆったりとした遊歩道から、壮大な風景が見られるより高度な登山コースにアクセスでき、さらに進むと、穂高山や槍岳(どちらも3000メートル以上)などにたどり着きます。

 

上高地とは?

中部山岳国立公園の一部である上高地は、その美しく、貴重な生態系を特に保護するため、国の文化財として指定されました。前述のように、上高地へのアクセスは、生態系を守るため制限されており、4月から11月の間に、雄大な北アルプスを見に訪れる旅行者の心をさらに打ちます。

上高地の平均的な標高は、海抜約1500メートルで、上に位置する山々は3000メートル以上です。紺碧の梓川は、大正池や明神池などに注ぎ、渓谷内には高山植物がたくさん見られます。美しく、神秘的な景色を松本からそう遠くない場所で見ることが出来ますので、ぜひ一度お越しください。

 

上高地の名所

上高地に入ると、渓谷にそびえる穂高岳が目に入り、大正池に到着します。晴れた日には、山が水面に美しく反射し、河童橋につながる川沿いや、バスターミナル(同エリア内)までの道をゆっくりと散策し、楽しむことが出来ます。

河童橋は梓川のほとりをつなぎ、背後に穂高岳がそびえるこの場所は、上高地で最も有名で印象的なスポットです。ほとんどの旅行者は、バスターミナルに近く、レストランやカフェが集中していることから、このエリアで時間を過ごします。道はさらに川を遡って明神池に向かって進み、最終的には登山コースの起点にたどり着きます。

川沿いの道を歩くか、河童橋で時間を過ごすか、山に通じる道を歩くか、いずれの場合も、上高地を訪れる人全員が、日本で最も印象的な高山風景の1つを見ることができます。

 

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上高地へのアクセス

  • 電車・バス:松本駅から松本電鉄上高地線「新島々駅」まで30分、上高地行きの路線バスで60分。または、1日1便、早朝に運行する松本バスターミナル発上高地行きの直行バスで90分。

  • 車:マイカーで直接上高地へ入ることは規制されていますが、途中の沢渡(さわんど)駐車場(松本から車で約50分)まで車で行き、バスやタクシーへ乗り換えて上高地に入ることは可能です。下記ウェブサイトをご覧ください(リンク先英語版)

 

上高地公式サイト

アルピコ交通サイト

冬の上高地