松本と、その周辺のほどよい田舎

2023.08.10 お知らせ

長野県松本市は、駅の周辺こそ賑わっていますが、自転車で20分も行けば田畑の広がる田舎道に行き当たり、(小さな)都会と田舎がちょうどいいバランスを保っています。そんな松本の田舎の部分をご紹介したいと思います。

 

松本駅前~市街地

松本駅を降りると、連絡通路の窓からは早速北アルプスの一部が望めます。松本は江戸時代以前から、いくつもの街道が出会う場所として重要視されており、武田信玄が現在の松本城の原型である深志城の整備を行ったと伝えられています。現在でも長野方面には篠ノ井線、新潟方面には大糸線、東京方面には中央東線、名古屋には中央西線が伸び、上高地、高山方面や美ヶ原高原方面にはバスも出ており、松本地域の交通の中心となっています。

松本駅東口 通称「お城口」

松本は大変小さい街で、駅から松本城まで歩いて15分程度で着いてしまいます。しかしその途中には様々な見どころがあります。江戸時代に街のメインストリートだった本町から中町、お城と街の間という不思議な空間にあった縄手通りには多くの飲食店があり、また縄手通りには地元で採れた野菜や果物を取り扱う八百屋さんがあります。路地裏に入ると古いお堂の名残があり、江戸時代からそのままの道が残されていたりもします。

松本郊外のりんご畑にて

中心部から少し離れて

松本市は標高が592m、高尾山(599m)とほぼ同じです。中心市街から少し離れれば、安曇野や里山辺、浅間温泉、高ボッチ高原などそれぞれ特色ある田舎と自然が広がっています。長野県といえばりんごが有名ですが、ぶどうや桃、スイカ、プルーンなどの野菜果物も美味しいものが採れます。また安曇野には日本最大のわさび農場である大王わさび農場もあります。

大王わさび農場にて

再び松本に戻り、今度は岡田地区をご紹介します。松本盆地と言われる通り、松本城のあたりは東に向かって坂になっています。岡田地区は市街地から自転車で20分程度ですが、街を一望できる景色の良い場所です。いわゆる里山と呼ばれるような地区で、山と里と街の文化が混ざり合って残っている場所でもあります。ここの地域の人たちが中心となり、山と馬プロジェクトという、様々な人が里山文化に触れあえる機会を提供しています。

山と馬プロジェクトの様子

 

地域のイベント

年に2回、ヤマト牧場という場所で大きなイベントが開催されます。岡田の里山の中で、コンサートやキッチンカーなどの出店があり、また木に触れあえるアクティビティなども楽しむことが出来ます。

和太鼓とダンスのコラボレーション

これらのイベントや場所にご興味のある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください!