光と氷の芸術祭:松本氷彫フェスティバル

2023.12.06 イベント

松本の冬の風物詩となっている、氷彫フェスティバルの開催が発表されました。今年のテーマは「未来」と「躍動」 新型コロナ感染症によって止まってしまったあらゆるものが少しずつ動き出している現在にぴったりのテーマですね。極寒の夜に負けじと大きな氷の塊を彫り上げていく氷彫師さんたちのパワーをもらって、未来に向かって躍動していきたいですね。

国宝松本城で行われた過去の氷彫フェスティバルの様子

 

イベントについて

松本の氷彫フェスティバルは昭和62年に始まった、35年以上の歴史があるイベントです。温暖化や職人さんの数が減っていることで開催をやめてしまうイベントが多い中、存続している氷彫イベントのひとつです。この時に合わせて全国から氷彫師が集まり、マイナス10度を下回ることもある松本の夜を徹して作品制作に励みます。

ノミやノコギリ、時にはチェーンソーまで巧みに操って、少しずつ彫刻の姿が現れていきます。昨年(2022-2023年)からは松本城のイルミネーションを背景に制作が進められ、レーザーマッピングの光と合わせて一層幻想的な景色が広がっていました。

 

氷像が出迎える3日間

このイベントの主な展示会場は松本駅前広場、松本市美術館、松本城大手門桝形跡広場、蔵シック館、若手の氷彫師が腕を競うプレイベントは26日の午後から花時計公園で、そしてメインイベントとなる「全国氷彫コンクールチャンピオンシップ」は27日の17時から28日の早朝にかけて、国宝松本城の二の丸公園にて開催されます。

2023-2024年の氷彫フェスティバルは2024年1月26日から28日までの3日間にわたって開催されます。

 

 

冬の松本

地元の人間にとって、信州松本の冬は長く厳しいものですが、同時に一年を通して最も綺麗な季節でもあります。雪に覆われた北アルプスや、澄んだ星空などは、冬にしか見ることが出来ません。また、それらを彩る松本城イルミネーションは、毎年好評で、今年はプロジェクションマッピングを用いた素晴らしいイベントが、12月16日から2月14日まで企画されています。

もし松本の冬の夜に、他の遊べる体験をお探しなら、私たちのサムライ体験はいかがでしょうか。松本城のプロジェクションマッピング期間に合わせて、夕方スタートのツアーを追加、公開しました。お気軽にお問い合わせください。

松本城 冬のイルミネーションとサムライ体験