昨年に引き続き、5月の恒例イベントであるクラフトフェアまつもとが今年も開催されます。松本は工芸の街として、いたるところに手仕事作家の営むクラフトショップがあります。特に5月には、『工芸の五月』として博物館や美術館、街中のギャラリーやショップなどで展示やワークショップが盛んに行われます。その『工芸の五月』の中でも最大のイベントがクラフトフェアまつもとです。
Matsumoto Craft Fair - Credit Photo Kevin Kato All Over the Road: Japan (kevinkatoendeavors-japan.blogspot.com)
松本と工芸
松本は江戸時代、城下町としてたくさんの人々が集まり、その中には各地から集められたものづくりの職人たちもいました。戦後には柳宗悦の唱えた「民芸運動」に共感する人々による活発な工芸品制作が松本で行われ、現在につながっています(工芸の五月実行委員会HPより)
日本各地で行われるクラフトイベントの先駆けとして、クラフトフェアまつもとは1985年にはじまり、いまでは松本の街全体が会場と言っていいほど盛り上がります。
工芸の五月は2007年に始まったプロジェクトで、クラフトフェアまつもとの運営組織と市、そしてやがて商工会議所や交通機関、街の人々も参加、協力する一大イベントとなりました。
松本の伝統工芸品、てまり
クラフトフェアまつもとの会場「あがたの森公園」
あがたの森公園は、旧制松本高校(信州大学の前身)のレトロな校舎が保存され、芝生や水辺、杉並木などがある普段から市民の憩いの場として賑わっている公園です。ここに、2023年は257名のクラフト作家さんたちが出店します。
あがたの森公園
作家さんと直接お話をしながら買い物をしたり出来る機会はなかなかありません。ぜひお気に入りの品を見つけにいらしてください。
2023年のクラフトフェアまつもとは、5月27日(土) 10:00～17:00、28日(日) 9:00～17:00の日程で開催されます
松本駅からのアクセス:
- 徒歩 / 松本駅お城口(東口)から駅前大通りを直進、つきあたりがあがたの森公園です。所要時間20分程度
- バス / 松本バスターミナルから横田信大循環線乗車、「秀峰学校前」バス停で下車。または松本駅前バス乗り場からタウンスニーカー東コース乗車(PDFファイル)、「あがたの森公園」バス停で下車
- 自転車 / 松本駅周辺にあるハローサイクリングのご利用が便利です。あがたの森公園にもステーションがございますが、ご利用状況によっては駐輪・返却が出来ない可能性がございます。お気を付けください。
- 交通渋滞緩和の為、クラフトフェアまつもと専用の駐車場はありません。
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