城下町松本 ガイドと行く街歩きツアー
国宝5城、現存12天守のひとつに数えられる松本城は、おおよそ1593年頃に完成したとされ、隣接する本丸御殿の火事、その後明治の廃城令や第二次世界大戦の戦火、老朽化など幾多の危機を幸いにも潜り抜けて、当時の姿を今に伝えています。
松本市街の区画なども同様に、江戸時代以来の街道がいまだに幹線道路として使われていたり、お城の遺構が意外なところに残っていたりと、現在と昔が微妙なバランスで交じり合っています。
ガイドと一緒に、街の探検に出かけましょう!
お城の周辺でサムライの足跡を辿る
松本の街は小さく、松本駅を降りてから松本城まで歩いて15分程度で着いてしまいます。道も整備され、大きな幹線道路を歩いていけば迷わずにたどり着けますし、バスやタクシーも充実しています。ほとんどの方は真っ直ぐお城に向かわれるでしょう。
ですがちょっと待ってください。細い路地をひとつ入ったところには街並みにそぐわない元禄時代のお寺の山門が残っています。こちらの公園には江戸時代、お堀とセットでお城の防御を担っていた土塁が保存されています。武田信玄が工事を指示したと言われる川が流れていますし、昔はお堀だったところが家になったり橋になったりしています。
古くて小さい街だからこそ残っている、こういった小さなヒントの中から、当時のサムライの生活に思いを馳せてみませんか。
カエルの街 縄手通り
縄手通りと呼ばれる場所は江戸時代からあり、その名の通り縄のように細い路地だから…という理由だそうです。東西の入り口にはどちらもカエルの像があり、おみやげ物屋さんにはカエルグッズがあふれ、お客様が無事に「帰る」ことができるようにとの思いが込められています。レトロな外観の通りには昔からずっと営業しているたいやき屋さんや新しいアイスクリーム屋さん、カフェなどが並び、食べ歩きにもぴったりな場所です。
江戸時代からお城と町人街の間にあり、行商や旅芸人なども受け入れていたという縄手通りには、いまでもその懐の深さを感じさせるような不思議な雰囲気が残っています。
松本城下街のメインストリート 中町通り
縄手通りと女鳥羽川を挟んで向かい側に伸びているのが中町通りです。ここは松本の街のメインストリートとして栄え、特に大きな問屋さんが軒を連ねていたといわれています。特徴的な蔵造りの街並みも、そういった街の名残だそうです。
中町通りにある一際大きな蔵造りの建物は蔵シック館という愛称で親しまれています。元は小路の奥にあった造り酒屋で、その立派な建物の保存のために中町通りに面した今の場所に移築され、街のシンボルとして使われています。当時の建物の様子を近くで見ることができる貴重な場所です。
続きはぜひ、松本を訪れて体験してください!
プラン詳細
集合について: 松本駅集合となります。
ツアータイプ: グループツアー
ツアー内容のカスタマイズについて: ご要望に応じて、ツアー内容の変更や追加、時間の延長などを承ることが可能です。 詳しくはこちらをご覧ください(英語版).
ご注意ください: 松本城内は急で狭い階段がございます。十分お気をつけ下さい。
ツアー内容は以下となります。:
- 松本城 - 2時間程度
- 縄手通り - 30分程度
- 中町通り - 30分程度
上記時間は目安です。混雑状況等によって終了時間が前後することがございます。
キャンセルポリシー: 実施日前日のキャンセルの場合、金額の100%を申し受けます。日程の変更やキャンセルはお早めにご連絡ください。
その他詳細: こちらをご覧ください(英語版)